広島の美容室ancre〜肝機能を高める〜 | 広島の美容室としてメニューに関するご説明や髪に関する知識を公開

こんにちは広島の美容室ancreの山下です。アンクルのブログを読んでいただきありがとうございます。

肝臓について

まず早速肝臓についてですが、これは右の肋骨に守られるように存在する1kg~1.5kgもある人間の体で一番大きな臓器です。

役割としてはエネルギーの貯蔵、食事の消化に必要な胆汁の合成・分泌、体の中に入ってきたお酒や薬などの解毒、体内の老廃物を体外に排出、あとは人間にとって有害な物質であるアンモニアを無毒化して尿素に変えるのも肝臓の役割だったりと、常に大忙しな臓器です。

たとえ大きな負担が掛かっていてもすぐには分かりにくいほどのがんばり屋さんな一面もあって、こんな性質があるがゆえに、肝臓は沈黙の臓器とも呼ばれています。 肝臓が劣化すると体内が老廃物や毒素だらけになって、朝からだるいとか、常に疲れているといった感じで、いろいろやばいことになります。

昨今では体内の毒素を排出するデトックスなるものが流行っていたりしますが、本当にデトックスするのであれば、肝臓と腎臓を労ってあげるのが最も効果があります。

そこで飲むだけで肝臓へのダメージを減らしてくれる飲み物を紹介します。

コーヒーを飲むだけで肝機能UP！！

エラスムス医療センターが、ロッテルダム研究が2400人を45年にも渡って追跡した研究データを更に分析した所、コーヒーの摂取量が多い人ほど肝臓ダメージが有意に少ないことがわかりましたと発表しています。

研究者いわく、従来の研究でも、肝臓病の患者にコーヒーが効くことは分かっていたそうですが、そうじゃない一般の人々にも効果があるのか調べたら、やっぱり効果が有りましたとされています。 コーヒーのどの成分が肝臓に良いのかは正確には分かっていませんが、コーヒーには体の酸化を抑える抗酸化作用のあるご利益いっぱいな物質がたくさん入っていることは知られています。

例えば2013年に行われたメタ分析によると、1日1杯のコーヒーで肝臓がんのリスク40%減、1日3杯のコーヒーだと肝臓がんのリスクが50%も減ることが分かっています。

他にはエジンバラ大学が過去に行われた218件のコーヒー研究を更に分析したメタ分析によると、コーヒーを1日3~4杯飲む人は、そうでない人に比べて心疾患で死ぬリスクが19%減、ガンの発症リスクが18%減、非アルコール性脂肪性肝炎のリスクが29%減、2型糖尿病のリスクが30%減、その他いろいろ良い効果があるみたいですよと発表しています。

後は何か考え事などをしていたりして頭を使うと、脳の燃えカス脳のゴミとも言うべきアミロイドβという物質が必ず発生するのですが、コーヒーの焙煎過程で生まれる苦味成分「フェニルインダン」は、アミロイドβが脳に溜まるのを防いでくれるアミロイドβの阻害剤とも言うべき素晴らしい物質であることが分かっています。

いろいろすごい飲み物「コーヒー」

コーヒーは肝臓をキレイにしてくれたり、脳のゴミを排除してくれたり、あとはがんや糖尿病の発症率も下げたりと、メリット満載な飲み物です。なので、脳や体をキレイにしたければ、たくさんコーヒーを飲みましょう。

ただコーヒーにはカフェインが入っていて、もちろん飲み過ぎはよく有りませんので1日3~4杯までにしてください。

他には小さなお子さんや妊婦さんはコーヒーを飲むと副作用があることが確認されていますのでご注意ください。 あとはカフェインが入っていないコーヒー「デカフェコーヒー」でも同様の効果が期待できるそうなので、カフェインを摂りたくない人はデカフェのコーヒで、脳や体をキレイにしていただければと思います。

更に、コーヒーに含まれているカフェインは飲み方さえ知っていれば記憶力30%、集中力10%upと、カフェインは副作用なしのドーピングとも言えるすごい成分なのですが、とり方を間違えると効果が薄れるどころか逆効果になってしまうの注意してください。