髪の毛のファスティング
こんにちは、ancreの山下です。
この記事はancreで導入している「ダメージ抑制ケア」というメニューについての内容です。
このメニューは美容院ではあまり多くは導入されていないメニューなので是非皆様に知っていただきたいと思って書いています。
ダメージ抑制ケアを一言で表すならタイトルにある通り髪の毛のファスティングです。
毒素の排出。
不純物を取り除くことで綺麗にしていくということです。
詳しく解説していきますので是非一読ください。
髪に残留する不純物
髪に付着している不純物とは何か。
一般的にはチリ、ほこり、花粉、皮脂、汗、PM、におい、ワックスなどでしょうか。
これらはお湯やシャンプーで落とせるので今回は除外します。
実はこれ以外にも不純物は髪に付着していて、その不純物というのが「トリートメント剤」「カラー剤」「ストレート剤」「パーマ剤」です。
カラー剤が一番わかりやすいのでカラー剤を例にご説明します。
まずカラーは、施術後数ヶ月間発色していますので洗っても取れていないことが明白ですよね。
これはカラー剤が毛髪内部に残留して色味をキープし続けているからです。
髪に残っているということは頭皮からペタペタ塗っているその頭皮にも残っていると考えられます。
カラー剤が残るのならストレート剤やパーマ剤も残っているし、トリートメントも綺麗を保っているわけですから毛髪内部に残っていると考えられます。
これらの薬剤の残留が髪や頭皮にどう悪影響を及ぼすのかがポイントになります。
不純物の及ぼす影響『髪』
例えばカラーは、その働きを止めない限り毛髪内部で発色を促し続けますので、アフターダメージや褪色に繋がりますからその働きを止めないといけません。
ストレートやパーマも同様です。
他にもストレート、パーマ、カラー、トリートメント、これらはわかりやすく分類するとすべて油に分類されます。
この油は毛髪内外で空気酸化、熱酸化、紫外線酸化して酸化した油へと変わります。
この酸化した油はダメージ要因になるし、毛髪のエイジング化を促したりもします。
毛髪のエイジング化とはチリチリになったり細くなったり癖毛になったりですね。
トリーメントは特に、毎日お家で重ね塗りしていきますのでどんどん追加されていきます。
綺麗になる反面、トリートメントなのにダメージ要因にもなっていることに注意です。
不純物の及ぼす影響『頭皮』
カラー、ストレート、パーマに含まれる酸化剤は読んで字の如く酸化を促す成分です。酸化とは人体において老化です。
つまり放っておくと老化を促すことになります。
白髪、細毛、抜け毛、くせ毛、たるみ、アレルギーになりやすくなります。
カラーなんてのは白髪が嫌で頻繁に染めるのに、染めれば染めるほど白髪を増やす結果になるので最悪ですよね。
この事実を皆様はご存知でしたか?
とはいえ頭皮は髪と違って新陳代謝がありますのでまだマシなのかもしれません。
それでも年齢を重ねると新陳代謝のスピードが落ちてしまって、代謝が起きる前にカラーの周期が来てしまうので蓄積していっていると思った方が良いと思います。
引き算のケア
ダメージ抑制ケアはこうした髪や頭皮に残っている残留物を無害化し可能な限り除去することができます。
ダメージ要因の排除と老化促進にストップをかけることができます。
そしてダメージ抑制ケアには補修トリートメントのような「効果が落ちる」という概念がありません。
無害化や排除が役割なので、ツヤツヤ〜サラサラーというような演出はなく、その代わり劣化しない髪質にすることができます。
ダメージ抑制ケアを続けることで、「なんだか髪が傷まなくなってきた」と思えるようになります。
美容院でメニュー化されにくい理由
ここまでの説明を見るととっても大事じゃん!!って思っていただけると思うのですが、ではなぜ美容院でメニュー化されにくいのか?
それは実感値が低いからです。
補修トリートメントは足し算のケアなのでツルツルになるしサラサラになるしツヤツヤになるのでとても実感できて嬉しくなります。
ダメージ抑制ケアは引き算ケアなのでその場での質感があまり変わりません。
お客様にとってやったかどうかわからないメニューに対価としてのお金を払いにくいのは当然の話です。
つまり商売として成立しにくいことが原因なわけです。
このメニューを成立させるには一人一人にちゃんと説明をし納得していただきその上で受けてもらう必要があります。それでも実感はしにくいので続けてもらえない可能性も非常に高いですね。
ファスティングの必要性
人生100年時代と言われていますが、長寿になったことで昔は誰も悩まされていなかった「老化」に現代人は悩まされることになりました。
80歳90歳まで生きるかもしれない人生の中で、60歳ではヨボヨボになるわけにはいかなくなってききています。
定年が伸びたり、年金の受給年齢が引き上げられたり、引退してからも数十年人生が続いたり。
なるべく老いず健康に若々しく歳をとっていけることの意味はこれからどんどん大きくなっていきます。
歳をとることは抗いようがありませんが、老化していくことは日々の積み重ねや意識次第である程度遅らせることが誰にでも可能です。
そういった意味では髪の毛だけではなく、身体全体が老いず健康になれた方が良いのですが、髪ファスティングにおいては頭皮や髪の毛をダメージを感じない健康毛のような状態を維持するためにとても有効な手段となります。
頭皮が老化すれば垂れてお顔にシワが入り、毛穴が捻じれてくせ毛になります。
毛髪が老化すればチリチリになったり、細くなったり、パサパサの髪質になっていきます。
顔や髪は第一印象の大部分を占めているので、なるべく老化やダメージを負わさない意味は大きいですね。
価格や頻度
ダメージ抑制ケアは単品施術¥3,300です。
髪質改善カラー、イオントリートメント、メテオトリートメント、高濃度髪質改善トリートメントなどの補修トリートメントと一緒に施術することで¥2,310となります。
施術頻度はパーマやストレートやカラーなどのケミカル施術をする度にやるのがおすすめです。
お家でセルフカラーをする方もダメージ抑制ケアだけはやっておいた方が良いと思います。
まとめ
個人的な意見ですがダメージ抑制ケアなどの髪ファスティングは補修系のトリートメントよりも施術優先度は高いと思っています。
傷んでからするトリートメントよりも、傷まないようにする方が髪はダメージを蓄積しません。老化も進みません。
とはいえ結局髪を綺麗に魅せるために補修トリートメントも必要なのでできるだけ両方したほうが良いということになりますね。
ancreではお客様が不必要に老化していかないように、いつまでも美しくいられるように、皆様に変わって率先して勉強して実践してその成果や知識をお伝えしていけたらいいなと思っています。
髪質改善美容院
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