産後の抜け毛対策!!いつ終わる?防止策は?取れる手段は4つだけ!!
産後の抜け毛は、出産経験者の多くが悩まされます。これは妊娠出産することでホルモンバランスが変わるため起こります。なので産後の抜け毛を止めることは難しいことなのですが、できることならどうにかしたいですよね。産後の抜け毛を止めることはできませんが、回復を促すことはできます。気をつけないといけないことや、するべきことなど、産後の抜け毛対策を説明していきます。
まずは毛髪サイクル
まず髪の毛が生えてから抜けるまでのサイクルを説明します。
「髪が伸びる 成長期」
↓
「徐々に成長が止まる 退行期」
↓
「抜けたまま活動しない 休止期」
というサイクルで成長していきます。
女性ホルモンと毛髪サイクル
産後の抜け毛には、女性ホルモンが密接に関係しています。女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類があります。
・エストロゲン
エストロゲンとは、女性らしい体つきを作ったり、自律神経を安定させたり、肌や髪のツヤやハリを保つ作用があります。
・プロゲステロン
プロゲステロンとは、妊娠しやすい体を整え、妊娠後は胎児の成長を促します。また、髪が成長する時期(ヘアサイクルの成長期)を長く維持する作用を持っています。
妊娠するとどちらのホルモンも多く分泌されます。本来なら成長期が終わって退行期や休止期に入る髪の毛が抜けにくくなり、一時的に毛量が増えていきます。妊娠中は体毛が増えて「毛深くなった」と感じる人もいるほどです。
しかしこの2つのホルモンは、産後に分泌量が妊娠前の状態に戻ります。そのため、これまで成長期を維持していた毛髪サイクルが一気に退行期や休止期に入り、たくさんの髪の毛が抜けていきます。これが産後の抜け毛「産後脱毛」と言われるものです。
産後の抜け毛はいつまで続く?
産後の抜け毛は多い人と少ない人がいます。女性ホルモンの分泌量の影響を強く受ける人もいれば、そうでもない人もいます。この産後の抜け毛も、抜ける量や、いつまで続くか、それもまた人それぞれです。
ヘアサイクルの退行期はおよそ3週間、休止期は3~4ヶ月と言われています。感覚的には産後2~3ヶ月後に「抜け毛が増えたかも?」と実感する方が多いですが、実は産後すぐに始まっています。ヘアサイクル的には概ね4~5ヶ月後には新しい髪の毛が生えてくることになります。
その人のヘアサイクルにおける抜け毛のタイミングや、体調の回復具合によっていつ頃まで産後の抜け毛が続くかは違いますが、凡そ半年から1年後には抜け毛が収まると思っておけば良いと思います。
しかし、髪の毛は1ヶ月に約1cmしか伸びません。産後すぐにホルモンバランスが通常量に戻って、生えてくるのが産後4~5ヶ月だとして、毛量や長さが支障がないほどに戻るには1年以上はかかると思っておいたほうが良いでしょう。と言っても産後の抜け毛は一生続くものではありませんので、深く考えすぎないことが大切です。
産後の抜け毛対策
妊娠、出産による女性ホルモンの分泌の変化は、言ってみれば自然現象です。これをどうにかすることはできません。しかし、産後の抜け毛対策は全くないわけではありません。
よく眠り、睡眠不足を避ける
産後は赤ちゃんの生活サイクルに合わせることになります。赤ちゃんには夜も昼もなく、おむつを替えたり授乳したり、寝かしつけたりなど、母親の生活は赤ちゃんのお世話に左右され、睡眠不足になりやすくなってしまいます。
産後の体力回復と、発毛や育毛を促すホルモン分泌のためにも、睡眠不足は要注意です。家族の協力を得たり、家事をうまく手抜きして、睡眠時間をなるべく確保してください。
栄養バランスを整える
髪に栄養を届けるためにもきちんと栄養バランスのとれた食事を摂ることが大切です。特に産後は体力の回復や母乳づくりに栄養が取られるため、髪の主成分であるタンパク質や、代謝促進効果が期待できるビタミンB郡、タンパク質を作る亜鉛などを含む食材を積極的に摂ることをおすすめします。
タンパク質・・・大豆、肉、卵など
ビタミンB郡・・・豚肉やレバー、マグロ、カツオなどの魚類
ミネラル・亜鉛・・・ほうれん草、レバー、ワカメなどの海藻類
ただでさえ育児が大変ですからバランスの良い食事を毎日心がけるのは難しいはずです。なのでサプリメントで手軽に補うこともおすすめです。食事のバランスを気にすることでストレスになるならサプリメントを飲むことで解決しましょう。
髪や頭皮に優しいシャンプーを使う
妊娠前と妊娠中と出産後で使っていた化粧品やシャンプーが合わなくなったと感じる女性は多いです。これもホルモンバランスの変化によるものです。洗浄成分の強いシャンプーは頭皮への刺激となるため、産後のお肌の調子が良くない時は避けるのが無難です。天然由来成分やオーガニックシャンプーなどできるだけ低刺激で、洗浄力がマイルドなアミノ酸系シャンプーなどがおすすめです。
髪に負担をかけないヘアスタイルを
もしロングヘアなら、子供のお世話の邪魔になるのでつい縛っているのではないでしょうか?しかし、同じ場所で毎日縛る髪型は、その部分の頭皮や髪の毛に負担となり薄毛のリスクを高めます。産後は思い切ってショートヘアーにするのもおすすめです。洗う乾かすが楽になり、朝のスタイリングは耳にかけることでヘアスタイルが決まるようになります。子供のお世話のときも耳にかけることで邪魔になりにくくなります。またスタイルによっては産後の抜け毛が目立ちにくくなるので、そういった意味でもおすすめです。
まとめ
慣れない育児に生活リズムが崩れたりと、産前と全く異なる暮らしに戸惑う女性は少なくありません。そこに追い打ちをかけるように抜け毛という悩みが増えると、精神的なストレスが溜まってしまいます。
悩まないでいることは難しいですが、産後女性のほとんどがこの悩みを経験しています。普段の食事の見直しやシャンプーを変えてみる、髪型を変えてイメチェンしてみるなどして適度に気分転換をしましょう。
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stylist 山下 祐亮
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